持ち出し。

2012年10月29日 23:28

久し振りに文字が打ちたいと思って、Macを持ち出した。
昨日、足下でインテリアになっていたモニターでゲームをしたくなって引っ張り出した為に(今まではPCでキャプチャしてやっていた)、いつも荒れている机の上は更に配線が残念なことになっていた。朝思い立ったものだったから、絡まる配線を無造作に引っこ抜いてPCだけ持ってきた。多分、机の上は更に残念さが増しているだろう。朝走らないで駅に向かうというのもなかなか良いものだ。最近そう思う。ただ今日は、のんびり歩いている間に持ってくる教科書を間違えた事に気づいた、そういう日だった。電車が川を渡って行く。一昨日上り線に乗った時は、橋からスカイツリーという奴が都会のもやの向こうに見えた。陽気の良いうちに父と一緒に平日に近くまで行こうと思っていたのだが、どうやらその前のに寒くなってしまいそうだった。
直線的な言葉が多い。それは自分でも分かっている。そうやって、段々つまらないものになっていくのをむざむざと見過ごす訳にはいかなくて。
久し振りに文字が打ちたいと思って、Macを持ち出した。
過去の自分を読み返しては、嗚呼あの頃は底の方から字を吐いていたなと思う。それだけ、自分が歳をとってしまったという事なのかもしれない。
彼女は、相変わらず字をかいているのだろうか。話をかく、とりわけ、ある程度の長い話をかく、というのは結構大変なのだなと、この場所に無造作に吐き出しながら毎度思う。1つの事について、あれだけの文字をまとめるのである。1度ではなく2度3度、自分もちょっとやってみたいと思った。ただ、「ちょっとやってみたい」で出来るものではないのだと、思った。それは多分、彼女の目は3人称で、自分の目が1人称であることが原因なのかもしれない。それはそれで、書いてみて彼女に見せたいとも思う。ちょっとした、答え合わせ。ただ彼女はそれを欲さないと思うので、自分からのただの蛇足になるのであろうが。
今ではすっかり、学校に滞在する時間が短くなってしまって、会う人も、交わす言葉も減った様に思う。他人のどうでも良い話を聞かなくなってしまった。これはあまり良くない。そして、自分のどうでも良い話はオンライン上に吐かれてゆく。空間に、投げる。投げる、だけ。人が聞いているかどうか、見ているかどうかなんて思考の外で、手の赴くままに文字が打たれ往く。そこは写実的な世界で、ここよりはっきりした、それでいて濃度の薄い世界。残る事も、見返す事も、用途ではない。本当に本当に、他人のざわざわに、耳を突っ込んでみる空間。時にその空間は自分を現実から引き離して、あっという間に昼になり、瞬く間に日は傾く。そして朝とは逆向きの加速度で、自分は運ばれてゆくのである。

委ねられる世界。

2012年10月27日 23:11

これから先、何人と会うことが出来て
何人の人と喋る事が出来るのだろう。

そんな事を考えながら、自分が舵を握っているこの世界を、
舵を握らされているこの世界を、


何処を踏んで、
何処を踏んではいけないのか、
結果論でしか話せなくなる世界を、
紛いなりに考える。


綺麗な理由ではない。
以前の自分は、それはまぁ痛々しかったけど、
それなりに軸は通っていて、もっともっと理論的で洗練されていた、
悪く言えば、耳を持たなかった。

ヘッドホンから流れる人工的な音、
その向こうに
さえずる鳥がいて、
目で追ったのが、始まりかな。
蓮の葉の上を跳び、
水に足を取られ、
気づけば天井のない空と、底のない海の挾間に。


平均化されたくなかった。
並列にされたくなかった。
そう、そう、
幾多の人と出会い、
幾多の人を忘れて行く。
その中で自分は、
何人の人の中で生き残れるだろう。



消されたくない。
ただそれだけの、

存在欲望。



嗚呼、やはりまだ、
個があると、自分であると、
信じ続けている。

出所。

2012年10月26日 21:52

果たしてこの感情は、誰のものであったのか。

おそらくは、どれもこれも元々自分のものではない、
が。

最近、偏り出してしまったな、と、
そういうお話。


もう少し、色んな言葉に触れねばならぬ。
もう少し、色んな人に、会わねばならぬ。

減り往く自分。

2012年10月24日 23:05

体重が減った。
食べる量が減った。

低燃費な身体が、心地良い。
ズボンが緩くなっていくのが、清々しかった。

自分の身体は、何で出来ていて、
自分の身体は何で動いているのだろうと思う。
一度開けばそこは、てらてらした臓器達が居るのだろう。


思考を吐けるだけ吐き、
本当に自分が思っている事が何なのか、
もう、
よくわからない。

求められる言葉を、
求められる様に発する。



本当は、
何処へいった。

世界へ散歩。

2012年10月23日 23:13

リードをとっているのはどちらなのか、
やっとようやく、自分にも見えてきた気がする。

持たせて貰っているのだと、


この長い時間で、
短くて長い時間で。






冬が来る。

意思と意思が剥き出しの時の話。

2012年10月19日 22:06

「僕は君の言っている事が分からない。」

「僕も君の言っている事が分からない。」


なんだ、奇遇だね、
僕たちは仲良しじゃないか。

祖母。

2012年10月14日 23:55

祖母の手を、握って歩いた。

皮膚が薄くて、血管が柔らかくて、
足取りを支える様に、
歩いた。


この薄い皮膚の中に人間が入っている。
この薄い皮膚の中に意思が詰まっている。
この薄い皮膚を隔てて、自分は人間と接している。


接している、
接していた、

接している。

線の上を生きる。

2012年10月12日 22:32

ぎりぎりのところで、繋がっていく、気がする。

何か、
ずっと持っていたものをなくすと、
違うものが得られる、そんな気がしてる。



めぐる、めぐる。

一般化。

2012年10月10日 23:30

意地を張るのを諦めた、とも言うかもしれない。

それも良いのかな、と思ったけど、
必然はまだ、自分に自分であることを欲した。



とんでけ、

うえへ、
うえへ。

起きない人の話。

2012年10月05日 23:52

起きない人がいた。

携帯のアラームが電車内に鳴り響く、何度も。
それでもお兄さんは起きない、
隣のおじさんがちょっと揺すったけど起きない。
携帯のアラームが電車内に鳴り響く、何度も、何度も。
ちょっと離れたところにいる自分、起こしに行くか迷う。

1つ県をまたいだ。
起こそう、きっとこの人はとても遅刻だろう。

ゆする。
起きない。

ゆさゆさと揺すったけど起きない。
ゆさゆさと揺すったけど起きない。
ゆさゆさと揺すったけど起きない。
ゆさゆさと揺すったけど起きない。
起きない。



・・・起きない。

おじさんが声をかけて起こす、
起きない。


・・・・・・・・・息は、している。
意識が無い。

寝ている、というよりは、
「意識が無い。」

びびる。
びびった自分を、降りてゆくお姉さんが見ていた。

揺する。起きない。



つね・・・る。
つねる。
つねるつねるつねるつねるつねるつねるつねる
ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう、

ぎゅう、




起きない。

息はしている。


こわい。
どうしよう。


大きな駅だった。
駅員さんが3人。
「具合の悪いお客様はいらっしゃいますか」

「あのっ・・・









結果からいえば、お兄さんは起きた。
駅員さんの「どこまでいくんですか?」に
連れ戻された様に見えた。

自分の乗った駅より20分も前に降りる筈だったお兄さんは、
自分の乗った駅から30分のところで、駅員さんに連れられて行った。



そんなことがあった日だった。

離脱と癒着。

2012年10月05日 00:41

自分がここへ来る事が少なくなったのは、
文章を排出するにあたって別の手段を得てしまってから。

たまに訪れる静寂は、
ざわざわした所から自分を隔離して、
秋の長夜に連れ出してくれる。


ただいま。


あれをしたいこれをしたいと思っている時は楽しい、
でも大抵、他にやる事がある時で、
本当に時間が余っている時は、何かやろうというエネルギーがなくなってしまう様に思う。

遠くで救急車が鳴っている。
自分はまた、良からぬ事を考えている。




勢いの、
そげぬうちに。

自転車のタイヤがむけてた話。

2012年10月01日 21:03

そのままです。

初めて、自転車が分解されているのを見た。
とてもとても、加重が車輪の軸に集まっているんだなっていうのがわかった。


自転車屋のおじさんは、何故あんなに無愛想なんだろうと思った。
でも少し話したら、仲良くなれた、気がする。



ああいうのは、
楽しそうだなぁ。


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