会話、芙蓉、抗論。

2013年05月27日 22:51

わかったよ、そういうことだったの。


感じる事を直ぐ表に出す人と、
とりあえず自分の意見に「うん」って言って貰える迄反論し続ける人と、
一緒に居る時間が長くなったんだ。



思考は、言葉を通して伝染する。

そうして自分の見えない物が見えていき、
立たなくて良かったささくれが
めくれていくんだ。




口をつぐめ、そして去ね。
負にしか働かぬ自分よ、
箱へ戻れ。

服。

2013年05月26日 22:38

昨日新しいお洋服を買ったので早速今日導入した。


別系統の自分が出来上がってなんだか清々しい気分になったんだけど、でもこのお洋服は何処かの誰かが作ったものであって、今の自分が何処かの誰かが作った「みてくれ」である事を思ってすこし、かなしくなった

メダカの死体の話。

2013年05月24日 01:07

稚魚がわんさか生まれる中で、
親メダカがぽつりぽつりと死んでいく。

所謂、水死体である。

1日そこら経ってしまったものは輪郭がぼやけて、
ヒレの辺りから水に溶けていくのだが、
新鮮な死体は

とても綺麗だ。
美しい。


小さな鱗が水を纏ったまま煌めいて、
その奥に繊細な線となって骨が敷き詰められている。
よくよく見ると、目や脳や臓器が体に占める割合は思いの外小さい。
大部分は透明な、傷を付けても赤い血が出るとは思えないほどクリアな、
筋肉の様なもので出来ている。

特に注目したいのは、背骨の上の辺りである。
キツい曲線に鱗がひしめき合って、方向転換に備えている。
そこへ押し入る様に背びれの薄い幕が立っている。

何回も何回も、シャッターを押した。

動く事の無い生き物を、
瓶に詰めて蛍光灯にかざして、

何枚も何枚か、写真を撮った。




先頭に配置された黒い玉が、何処へともなくひかっている。
口はきつく閉じられたまま、

何か大きな、
大きな何かに、
それこそ飛行機の様な精密な、
そういうものに、
見えて来るんだ。




メダカの新鮮な死体は、美しい。

メダカの話をしよう。

2013年05月16日 02:37

もう先月の話になってしまった。
ふと、金魚が飼いたくなったのである。

ただ、曝気も必要だし温度も必要だった。
そこで、研究室に持ち込もうと考えたのである。

ただそこにはやはり何か「理由」というものが必要で、
まぁちょっとした実験も兼ねて飼える事になった。

金魚じゃなくて、ヒメダカになったが。



期待はしていたが、メダカは卵を産んだ。
そして、卵が孵った。
最初のうちは卵がよくカビてしまったり色々あったが、
慣れてくるとそれこそほぼ総ての卵がちゃんと飼えるようになった。


生き物は面白い。
最初は透明な風船でしかなかったものが、段々と複雑さを増して、黒い目が生え、尾が出来て。

産み落とされた卵は換気と刺激の為に一つ一つバラバラにする。

一番美しいのは、数日経った卵。
分裂した細胞が、大きすぎず細かすぎず、
中で程よく光を拡散して、美しい。
あるいは、生き物とそうでないものの境目を、
自分がそこに見出しているのからなのかもしれない。


生き物を、飼えない性格だと知っていた。
でも今回は何故だか、恐ろしく小さな球体から出てきた、塵の様な生命が、
段々と生き物らしさを帯びて小さなプラカップの中で
餌を食べたり喧嘩をしたり、段々と胸びれが目視出来る様になって来るのが、
堪らなく楽しいのである。




そんな訳で最近は、メダカの話ばかりしている。



あ、そうそう学会にも行ったんですよ。

情報交換と、「脈」は大事なのだと、
心底思いました。
そして、やはり準備も含めてとても面白かった。


やはり人間、
何かしてないと、駄目ですね。


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