スモークチキン。

2015年12月30日 00:43

魚焼き器の中に忘れるところだった、スモークチキン。
皿にとって、アルミをつけて、
テリヤキよりもフライドよりも、いい感じの味がした。

繊維をむしる音がする。
繊維の束が、断線する感触がする。

おいしい。

骨からはいで、繊維の端の腱を噛みちぎる。
大きい筋を齧ったら、皮が全部剥がれてしまった、
整った流れの隙間から油が染み出て、
やがて粒になった。
皮は地面に近い程内側の油脂が厚かった。

目がきもちわるいと訴えた。
舌と歯は、これ、来週当たりにもう一回出て来ないかな、と言って、
関節を逆折りにした。
音と振動が上歯から頭蓋に伝う。
骨同士はなかなかひきちぎれなくて、
軟骨をはいでようやくだった。







ようこそ

今日から、君は僕になる。




自分の腕も、逆折りにしたらあんな音がするのだろうか。


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://phytochemical.blog82.fc2.com/tb.php/1481-cb3ae93a
    この記事へのトラックバック


    最近の記事